ガラスペンの使い方とお手入れ方法を紹介。ガラスペンは工芸品としても評価され、女優の山口智子さん、漫画おせんのきくち正太さんも執筆に愛用するなど、見た目の美しさや独特の書き味に魅せられた人は多いです。
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ガラスペンの使い方は、しっかりと手順を踏むことによって誰でも扱えるようになりますが、普通のペンとは少々扱い方が違いますのでご注意下さい。とはいえ、そんなに難しくはないのでお子様でも十分使いこなす事が出来ます。ガラスペンの使い方の具体的な手順は、最初にペンの先の3分の1程度をインクに付け、そのまま真っ直ぐにペンを上げます。力を入れて急に上げてしまうととインクがこぼれてしまう事になりかねませんので、丁寧にゆっくりとペンを上げてください。但しこの時に、インクが入っている瓶の淵で付着した余分なインクを落とそうとしてしまうとペンの先が破損してしまい、ガラスペンが使えなくなってしまう場合があるのでご注意下さい。正しいガラスペンの使い方としては、ペンの先に付着した余計なインクは落とす必要はありません。ガラスペンとは便利なもので、毛細管の現象によってペンの先の8本の溝口からインクが吸いあがります。吸いあがった分のインクは、乾燥しなければ葉書1枚程度の文字を書くことが出来ますので、その分は残しておいても大丈夫です。余分なインクを吸い取った際は、ガラスペンを持ち替える時にペン自体を少し回し、吸いあがったインクが入っているそれぞれ8本の溝のインクを均等に使うようにして使用して下さい。こうすることによって無駄なインクを消費する心配は無くなるでしょう。ガラスペンの使い方の手順に従いペンを使用した後は、水洗いをします。水でペンの先のインクを洗い流し、ペンの先をキャップなどで保護してしまって下さい。もしペンを使用した後にインクを洗い流す事を忘れてしまった場合、次回使用する際にぬるま湯(固まったインクを溶かすため)でインクを落とせば大丈夫ですが、ガラスペンを長持ちさせる為には、やはり使用直後に洗うことをお勧めします。ガラスペンの使い方で重要な事として、「ガラスペンのペン先はデリケートである」事に注意しなければなりません。ペン先を物に当てない、ボールペンを使う要領でペンを立てて使う、使用後洗った後はティッシュなどの柔らかい布で水分をふき取る、など少々気を使う必要がありますが、ペン先が壊れてしまう事以外は普通のペンと同様の管理方法でかまいません。きちんとガラスペンの使い方を守る事により、快適にガラスペンを使いこなす事が出来るでしょう。万が一破損してしまった場合はガラスによって怪我をする危険がありますので、慎重に処分を行って下さい。
ガラスペンの手入れは、ガラスペンの長持ち、そして綺麗な字を書くために不可欠である事です。ガラスペンの手入れをしないことによって、インクが固まることによるペンの破損や、中途半端に残っていたインクが飛び出す、ペン先が破損し怪我をしたり字が書けなくなるなど、様々なデメリットが生じてしまいます。特に大事な書類や、間違った記入が許されない紙に、ガラスペンを使用する場合は注意して下さい。以上の事から、ガラスペンの手入れで重要なものとして「インクの処理」と「ペン先の破損に気をつける」の2点があります。そもそもガラスペンは昭和35年に佐々木定次郎によって考案されたインク補充型のペンであり、市販で売られているボールペンなどとの大きな違いは、インクの補充を個々が行う事にあります。金属ペンとは異なり、8本の溝を利用してインクを流し込むことによって様々な方向にペン先が走り、無駄なくインクが利用できますが、逆に言い換えますとこの「インクの処理」がガラスペンの手入れで重要です。ペンを使用し終わった後、直後に水洗いをすれば然程問題はありませんが、この水洗いを忘れた場合、気づいた時にすぐ「ぬるま湯」か「あたたかいお湯」で洗ってインクを溶かす必要があります。インクが固まってしまうと必然的にペン先で固まりが邪魔し、インクが出なくなってしまいますのでご注意下さい。また、1989年に一体型のガラスペンが作られ、その後普及されましたが、全体がガラスで出来ている為、破損しやすいデメリットがあります。ガラスはちょっとした力ですぐ割れてしまうほどデリケートですので、優しく扱い、特にお子様の手の届かない場所や、ペンが落ちない安全な場所に保管するようにしましょう。ガラスペンの手入れをしながらも、長く使っている間にペン先のインクの走りに鈍りを感じてきた時は、「グレード400」などのサンドペーパーで優しく研いでみると良いでしょう。ガラスペンを使い始めた当初のように、紙の面を滑るように字が書けるようになります。ガラスペンを頻繁にお使いになる方は、お手入れもしっかりとして下さい。また、よくありがちなのがガラスペンを贈り物で誰かにプレゼントした際に、ガラスペンについてご存知ない方が手入れを怠り、使い始めてすぐ壊れてしまった、というケースがあります。こういった問題を避ける為にも、ガラスペンの手入れ方法をしっかりと学び、贈り物をした際は合わせてガラスペンの手入れの仕方を教えてあげるようにしましょう。
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